第二新卒の転職理由と退職理由。10つの本音をランキングで発表。

第二新卒の転職理由と退職理由
  • 第二新卒の転職理由が知りたい
  • 転職理由と志望動機や自己PRがめちゃめちゃで整理できない
  • 自分の転職理由でホントに転職していいのかどうかの判断が欲しい…

第二新卒の転職、退職理由はさまざまです。

嫌になったから会社を辞めるのですが、面接時に「前職がブラック企業で嫌になり会社を辞めました」と言ってしまうと、理由はどうであれ「忍耐力がない人間」と判断されがちです。

つまりきちんとした転職、退職理由を面接で説明できないと、採用されるのが難しくなります。

この記事では第二新卒の転職理由、退職理由から転職してもよい理由なのか、理由別のオススメ転職方法をお伝えします。

この記事を読んでいただくと、あなたの転職理由から

  • そもそも転職してもよいのか
  • どの方法で転職したらよいのか
  • 面接でどのように答えたらよいのか

がわかります。

第二新卒の転職理由、退職理由をランキングで紹介

第二新卒で転職したいと考えた時にまず足かせになるのは、

  • せっかく入った会社だからもったいない
  • 次の会社がいいところだとは限らない
  • 自分だけこんなに簡単に転職を考えているのではないか

といった思いです。

そこで第二新卒の転職理由ランキングをもとに、第二新卒世代がどういった理由から転職活動へと踏み出したかを知ることで、自分の意思を確認してみましょう。

https://jinji-library.jp/wp-content/uploads/2020/07/ab85de2d671b226e95e602fe4c032ec2.pdf

人事の図書館 Re就活登録会員対象 就職・転職活動に関するアンケート調査レポート(2020年5月発表) 7ページ 転職理由/転職で実現したいキャリアについて

給与・年収をアップさせたい

現状の給料・年収に満足できずに転職を考える人が一番多いという結果になりました。

もちろん働くうちに給料アップが見込め、数年間の忍耐が報われるという保証があれば別ですが、給料の額は自分の生活に直結する大切な要素。

どうしても現状に満足できないのであれば、転職活動を検討してみましょう。

もっとやりがい・達成感のある仕事がしたい

仕事でやりがいや達成感を感じることは、気持ちの充実に欠かせない要素です。

楽しみのために仕事は割り切ってできる人でない限り、日々のやりがいはその後の人生にも大きく関わってきます。

自分の現在の能力を見極め、思い描く将来のために転職を考える人も多いでしょう。

残業を減らしたい、休日を確保したい

適切な休みがないというのは、仕事のパフォーマンスだけではなく、自分の健康への被害も大きいもの。

帰宅後のリラックスタイムや休日すら、動き出す気力が湧かないほどの疲れを感じたら転職を考えましょう。

人は疲れ切ってしまうと立ち上がる力もなくなるもの。

これでは続けていくのは無理かもしれないと感じた時点で、早めに転職活動をスタートしましょう。

より会社の風土や考え方が合う企業で働きたい

人間関係や職場の環境などの会社の空気感は、見聞きしただけでは実感できない部分も数多くあります。

働くなかでどうしても納得できない扱いをされる、理解できないルールがあるなど、妥協できない要素があることで転職を考える人もいるようです。

自身の市場価値を高めたい、ステップアップしたい

入る前には自分にふさわしいと思った会社でも、仕事をこなすうちによりレベルアップしたいと思うのは当然のこと。

まずは社内での研修やステップアップへの補助がないか確認することが先決ですが、それが望めない場合は転職することもやむを得ないことです。

幅広い経験・知識を積みたい

同じ業界であっても勤めている会社によって、得られる経験や知識には差があります。

会社ごとの得手不得手ももちろんですが、各個人に任される裁量なども含めて、もっと学びたい・経験したいと思い、転職活動をはじめる人もいます。

もっと頑張りが評価される環境で働きたい

自分の頑張りが適切に評価されないと、自信や意欲を失ってしまうもの。

もちろん給料という評価はありますが、それ以外の面でも自分の頑張りが認められ、更なる努力へつなげられる環境に身を置くことは大きな自信へとつながります。

今いる会社全体に頑張りが認められるようなムードがなく、それによって自身のモチベーションが低下するのであれば、転職を検討するのも一つの手です。

希望の勤務地で働きたい

就職先を選ぶときや面接時には、不便さを実感しにくい勤務地の問題。

悪天候での通勤の苦労や会社の周辺の環境など、働きはじめてから気づくことも多々あるでしょう。

引越しや出社時間・路線の変更がかなわない場合は、同じ過ちを犯さぬよう、しっかりと吟味し転職先を探さなければなりません。

専門知識・技術を習得したい

会社に勤めて仕事をこなすうち、より専門的な知識・技術を持った仕事に出会うことがあります。

現在勤めている会社ではどうしても得られない知識や技術であれば、いっそ飛び込んでしまうのも手です。

より専門的な仕事なので苦労することもありますが、何よりやりがいのあるもの。

自身の求めるスキルを身につけるために必要な転職であれば、チャレンジしてみましょう。

業界の先行きに不安があった

コロナが騒がれて以降、今までの好調さが嘘のように厳しい立場に立たされる業界もあります。

どんな仕事もなくてはならない大切なものですが、自身の将来を想像したときに不安をおぼえるのであれば転職を考えましょう。

転職するべきかしないべきかを転職理由から判断する

第二新卒が転職を考える理由は大きく3つに分けられます。

  • 職場の人間関係
  • 給料やボーナスなどのお金について
  • スキルアップ

この3つの項目は大きな不満に直結しやすいものなので、安易に転職を考えてしまいがちです。

しかし目の前の不満だけにとらわれず、広い視野で物ごとを見ることで現在働く会社でも希望が叶う可能性も。

項目ごとに今働く会社でできることを確認し、より自分の望むキャリアを求めましょう。

第二新卒の転職理由が人間関係の場合

第二新卒の転職に限らず、職場での人間関係は転職理由としてよく目にするものです。

今ある人間関係や職場内の空気というは、自分が入社する前から長い時間をかけて作られたもので簡単には変わりません。

毎日仕事をする中で最も大きなウエイトを占める問題であるため、転職してすぐにでも職場を変えたいと思うのは当然のことです。

しかし現在の会社の待遇や勤務体系、通勤時間に不満がない場合はよく検討する必要があります。

まず今の会社内で、

  • 部署の異動
  • 人事部や社内カウンセラー、専用窓口に相談する

などを試してから、転職を考えても遅くはありません。

第二新卒の転職理由がお金の場合

第二新卒は、まだまだこれから先の人生が長い世代です。

現状の給料や賞与の額への不満は、転職理由として十分。

お金の問題は自分のモチベーションやよりよい生活のためにも、しっかりと考えておくべきことです。

現在の会社で今後も給料額が変わらない場合、いつまでも不満がなくなることはなく、結局は転職を考えてしまうはず。

また金銭的な余裕は心の余裕に直結します。

  • 資格手当などで給料のベースアップをする手立てがない
  • ボーナスが見込めない、または額が縮小されてしまった
  • 勤務年数が増えても給料アップが見込めない

などの場合は、転職を検討する必要があるでしょう。

第二新卒の転職理由がスキルアップの場合

第二新卒はまだ若く、自分を磨いたり新しい知識や技術を身につける意欲も旺盛です。

スキルアップしてより自分を高めたいと思うのは転職理由としてふさわしいものではありますが、少し考えてみる必要があります。

まずは、

  • 現在の会社でスキルアップに対する研修やセミナーがおこなわれていないか
  • 資格取得などに対して補助・援助がないか

を調べてみましょう。

しかしスキルアップを望んでもそれを助け、認めてくれる会社でなければ、ただの自己満足で終わってしまいます。

  • セミナーや研修、スキルアップへの補助がない
  • スキルアップしても今の職場では活かせそうにない

という場合は、スキルアップがかなう職場を探しましょう。

転職理由別のオススメ転職方法を紹介

転職理由が人間関係の場合

人間関係というのは、どんなに他人の言葉で語られても自分が体験しなければ分からないもの。

人間関係に悩んでおり、異動や相談での解決がかなわないことを理由に転職を考えるのは当然のことではありますが、転職先の職場も円滑な人間関係を築いているとは限りません。

結局はその職場で実際に働くことでしか得られない情報ですが、紹介予定派遣ならば派遣期間中に職場の人間関係を見極めることができます。

当然派遣期間満了までは働かなければなりませんが、実際に人間関係の中に入りその空気を確認してから、正社員として働けるというメリットがあるので検討してみしょう。

転職理由がお金の場合

第二新卒がお金を理由に転職する場合、確実に年収を上げられる会社を見つける必要があります。

まずは転職エージェントに登録し、自分の今のスキルや市場価値を確認して、どの程度の年収の仕事を紹介してもらえるか相談してみましょう。

あわせて転職サイトを使って自分で求人を検索し、自分の転職条件ではどんな求人があるのかも調べてみましょう。

候補が多ければ多いほど、より自分の求める転職先に出会える確率も上がるので、一つの方法に絞らず積極的に転職先を探す必要があります。

転職理由がスキルアップの場合

転職理由がスキルアップの場合、現在の自分自身のスキルの見極めだけでは不十分です。

自分の将来求めるキャリアにそったスキルが得られる会社を選択することも、大変重要なポイントとなります。

転職エージェントは、自分のスキルだけではなく転職先のリサーチもしっかりとおこなってくれるサービス。

後々、不満が残ることがないように、しっかりとスキルアップできる会社を紹介してもらうことがベストな選択となります。

第二新卒が転職理由や志望動機を面接で聞かれた場合の例文を紹介

第二新卒が転職を考えた時、「退職・転職理由や志望動機はポジティブな言葉で」と書かれている記事をよく目にするはずです。

もちろん転職というのは前の職場に対してネガティブな要素があったからするものなので、一見すると矛盾しているように感じる人もいるでしょう。

しかしあなたが面接している立場であればどうでしょう?

ネガティブな要素だけを伝えられれば、またすぐに転職してしまうのではないかという気持ちが胸をよぎるはずです。

しかしいくらポジティブな回答であっても、具体性のないものでは相手に好印象を持ってもらうことはできません。

面接をよりよい時間にするためにも、いざという時にスムーズに答えが出てくるように思考を整理しておく必要があります。

そうすれば額面通りの質問でなくともしっかりと答えることができるはず。

まずは転職理由ごとの対応をみていきましょう。

転職理由が真っ当なのかをチェックする

まず、第二新卒の転職理由ランキングの項目を参考に、転職理由として考えられるものを例文としていくつかあげていきます。

転職理由としてふさわしいものをチェックしたら、下の解答をみてみましょう。

とにかく転職したい、周りで転職に成功した人がいるから転職したい
  • 具体的な理由もなく、なんとなくで転職するのはNG!

まずは自分が何に不満を感じているか洗い出すところからはじめましょう。

人間関係に不満があるので転職したい
  • 人間関係が悪い職場では毎日の業務に支障が出る場合もあり、すぐにでも転職したくなるもの。

まずは今の会社で異動が可能かを確認するのも手ではありますが、職場の規模が小さければ顔を合わせずにいることは不可能なので転職もやむなし。

しかし新たな職場の人間関係が円満かはどうかは分からないので、注意する必要があります。

残業が多いから転職したい、給料が少ないから転職したい
  • 現在の待遇に不満があるのは転職理由としては真っ当なものですが、まずは勤務体系の見直しを申し出たり、資格取得などで給料のベースアップが可能かどうかきちんと確認しておくべきです。
スキルアップのために転職したい、やりがいや正当な評価が欲しいから転職したい
  • スキルアップや、更なる知識・技術の習得。

そしてその頑張りを正当に評価してほしいと思って転職したいと思うのは、悪いことではありません。

しかし得たスキルを転職先にどのように還元するかといったこともしっかり考えておかなければ、ただの自己満足で終わってしまうので注意が必要です。

業界のいく先に不安があるので違う業界に転職したい
  • 第二新卒世代の人生は、まだまだ先が長いもの。

今現在の不安が解消される見込みがない場合は、できるだけ早く転職することをオススメします。

転職理由と志望動機と自己PRを結びつける方法

  • 転職理由、転職条件、自分のスキルやアピールポイントの洗いだし
  • 転職先の会社が求める人材の把握
  • 転職理由、志望動機、自己PR、転職先で求められる人材の共通項を見つける

第二新卒の面接では転職理由、志望動機、自己PRを一貫性をもって結びつけることが必要となってきます。

一貫性をもたせる理由は、自分を簡潔に理解してもらうため。

そのためにも転職理由をスタート、転職先が求める人材をゴールと見立て、その2点を最短距離で結ぶ必要があります。

しかし各項目を詳細に洗い出すと、どれを採用していいか悩むもの。

そんな時に必要となるのが、各項目の共通項です。

共通項があればブレることなく全てをつなげることができるので、一貫性をもって志望動機や自己PRを埋めていくことができます。

  • 転職理由 → 達成感を感じたい
  • 転職先の求める人材 → 採用など人事採用関連の業務全般・明るく前向きに挑戦できる人だと嬉しい

共通項は「意欲を評価される」

私は物ごとに工夫して取り組むことを大切にしており、それを成しえたときに大きな喜びを感じるのですが、前職ではその取り組みを評価されることが少なく、意欲を持続し続けるのが難しくなってきたので転職を考えました。

御社で募集されているのが、採用などの人事採用関連の業務全般を担う部署だと聞き、相対する人にどのようにアプローチしていくか、工夫し甲斐のある仕事だと認識しています。

また前向きに挑戦する人材を求めている御社ならば、私の取り組みに対して評価していただけるのではないかと思い、志望しました。

今までおこなった様々な工夫から得た知識や経験を活かして仕事に励みたいと思っています。

【すぐに使える】転職理由の例文を紹介

人間関係に不満があるので転職したい

人間関係への不満をそのまま伝えるのはNGです。

その大きな理由は面接官があなたの職場の人間関係を知らないからですが、転職に値するような理由があれば申し添えることは問題ありません。

その際もあくまでも今の会社を悪くいうのではなく、事実のみを簡潔に述べるようにしましょう。

一方、

  • 何となく気が合わない
  • 上手くコミュニケーションが取れない

など、どの会社でも起こりうる理由の場合は少し注意が必要です。

もちろん嘘をつく必要はありませんが、どのような改善を試みたかもあわせて伝えなければ、また人間関係につまずいて転職されるのではと不信感を与えてしまうので気を付けましょう。

解答例

今の会社では各個人が各々のタスクを全うする環境で仕事をしています。

個人で業務をこなすことは自分のスキルアップにも繋がるので、はじめは大変やりがいを感じていました。

しかしチームとしてもう少し互いをフォローし、さらに効率よく業務を進めたいと思うこともあり、自分なりの改善案を提示して働きかけをしてきましたが、元々のやり方もあり受け入れてもらえないことも多くありました。

そんな時、チームで仕事をすることを大切にする御社の求人が目にとまりました。

今までとは違うチームで切磋琢磨し意見を交わす職場に身を置くことで、仕事の幅をさらに広げていきたいと思い応募させていただきました。

たくさんの新たな意見を取り入れるとともに、今の会社で培った個人で問題解決をはかれる力を活かし、チームに貢献していけたらと考えています。

残業が多いから転職したい、給料が少ないから転職したい

この場合もそのままストレートに伝えるのはNG。

あくまでも前向きな転職であることが伝わるような言葉を選ぶ必要があります。

解答例

今の職場では各々に任される裁量が大きくやりがいがあるのですが、給料の水準が今よりも上がることがないので、今後の結婚や子育てなどライフプランを見据えて転職を決意しました。

前職では裁量に見合うために、資格の取得などを積極的におこなってきました。

御社では即戦力となる人材を募集されているとのことですので、私がこれまでつちかったスキルが存分に生かせるのではないかと期待しています。

また成績に応じての昇給があると伺っていますので、今まで以上に意欲を持ち仕事に取り組めることも大変魅力に感じています。

スキルアップのために転職したい、やりがいや正当な評価が欲しいから転職したい

スキルアップや知識・技術の習得を会社の役に立てることをきちんとアピールし、その上でやりがいや正当な評価が得られるということを伝えましょう。

解答例

現在の会社にはスキルアップのための研修やセミナー、資格取得の補助がなく、今まで自費でおこなってきました。

そのこと自体に不満があった訳ではないのですが、資格を取得し知識を得ていく中で、更に専門的な分野に携わりたいと考えるようになりました。

しかし現在の会社では一般的な業務を中心としているのでそれが叶わず、やむなく転職を考えた次第です。

専門的な分野に身を置くことで、現在持つスキルを更に磨き新たな知識を得ることができるのではないかと期待すると共に、得たものをしっかりと還元できるよう努めていけたらと思っています。

第二新卒の転職理由をランキングで紹介 まとめ

  1. 給与・年収をアップさせたい
  2. もっとやりがい・達成感のある仕事がしたい
  3. 残業を減らしたい、休日を確保したい
  4. より会社の風土や考え方が合う企業で働きたい
  5. 自身の市場価値を高めたい、ステップアップしたい
  6. 幅広い経験・知識を積みたい
  7. もっと頑張りが評価される環境で働きたい
  8. 希望の勤務地で働きたい
  9. 専門知識・技術を習得したい
  10. 業界の先行きに不安があった

上記の第二新卒の転職理由のランキングを見て分かる通り、みなさまざまな理由で転職を考えています。

これからの人生で後悔しないためにも、自分が転職したいなと考えた理由を大切に見つめる必要があります。

  • 現在の会社での待遇や状況の改善ができないか
  • 利用できる制度や補助はないか

など、今いる会社でできることを試しても状況が改善しなかったり、納得がいかない状況が続くのであれば転職をして、新しい毎日を手に入れましょう。