第二新卒の転職市場をデータで徹底解説!【今の会社で一生働きたくない】

第二新卒の転職市場
  • 第二新卒の転職市場はどれくらいなの?
  • 第二新卒だけど、転職のために必要なことは何なの?
  • 第二新卒は転職で有利になるの?

第二新卒の転職は、一般的には転職しやすい年代で有利だと言われています。

しかしあくまでも一般論であり、転職すると決めた場合に対策を取らないと、第二新卒者でもなかなか転職できないのが現状です。

現在の転職市場を踏まえて、新卒のブラック企業を半年で辞め、第二新卒として転職した私が第二新卒の転職市場を紹介します。

この記事では第二新卒の市場規模や転職市場をご説明しており、第二新卒が転職活動をするにあたりどのように進めていけばよいかを書いています。

この記事を読んでいただければ、第二新卒の転職市場がわかり、転職に成功するための準備や心構えがわかります。

第二新卒の転職市場をデータで紹介!

大卒者の就職後3年以内の離職率はこの10年ほど3割程度で推移しています。

つまり就職して3年以内に、新たな道を模索する人が3割もいます。

第二新卒向けに特化した転職サービスもたくさんあり、第二新卒の転職市場は決して小さいものではありません。

一方コロナの影響で、これまでと状況が大きく様変わりした企業もあるのが現実です。

自分の求める仕事の求人がどのくらいあるかだけではなく、その業界の行く末を見定めた転職活動が必要となっています。

第二新卒の市場規模

コロナ禍の前まで第二新卒を含む20代の中途採用は、過去5年で2.43倍になり、年々需要が高まっている状況でした。

現在はコロナの収束は見通せないものの、有効求人倍率の低下は予断を許さないながらも落ち着いてきています。

それまで売り手市場だったものが一点、買い手市場へと変わってしまいましたが、職種や業種によっては新たな人材を求める企業も多くあります。

このままコロナの影響が長引けば、市場規模はどんどん小さくなる可能性もあるので、状況をよく見極め、早め早めに決断する必要があるでしょう。

第二新卒の主な転職理由

第二新卒などの20代への就活サポートをおこなうUZUZでおこなわれたアンケートの結果は以下のようになっています。

Q

退職・転職を決めた一番の理由を教えてください(第二新卒対象)

離職者在職者
1位将来の目指す方向に近づくため将来の目指す方向に近づくため
2位人間関係がよくなかったためスキルが身につかない環境だったため
3位スキルが身につかない環境だったため年収が低かったため (将来的にも上がらないため)
(※4) 引用元 
プレスリリース 2020.10.14 UZUZ若者キャリアレポート<2020秋>

上記の表を見てわかるように、第二新卒の転職理由で一番多いのは、将来の自分のキャリアを見据えての転職です。

まだまだ若い第二新卒世代ですが、早いうちにより希望に沿ったキャリアを求めて、行動を起こす人も多いのが特徴と言えますね。

もし自分の今のキャリアや環境に不満があるのなら、転職を考えてみるのも手かもしれません。

第二新卒は転職に最適な時期

第二新卒の転職のメリットは主に3つ。

  1. キャリアチェンジがしやすい → 大きなキャリアチェンジを考えている場合、転職時期は早ければ早いほどよい。
  2. 若いので専門性よりも、柔軟性や適応力が評価される → 年齢が上がれば、より専門性が求められる。若いうちならば自分も会社になじみやすいという利点もある。
  3. 年齢が上がるにつれ、転職が難しくなる → よほど高いスキルがなければ、年々転職が難しくなるのが現状です。

第二新卒ならば、まだ若くさまざまな問題にも柔軟に対応できる年代であるがゆえ、幅広い会社でチャンスが得られます。

もし転職で大きなキャリアチェンジを目指す場合は、早めに決断しましょう。

第二新卒が転職を成功させられる3つの理由

第二新卒は新卒や既卒と違い、社会人としての基本を備えていることが前提です。

しかし年齢は新卒や既卒とほとんど変わらず、まだまだ十分にその若さや体力を持った、意欲の高い世代でもあります。

会社側からすれば長く勤められる人材を求めていますので、新卒よりも基本的なスキルやマナーがあり、30代以上のように前職の色に染まっていない第二新卒世代への期待は大きいもの。

新卒や既卒の就職活動とは違い、求められるものは少し増えますが、第二新卒ならではの転職活動をおこないましょう。

最低限のビジネスマナーがある

第二新卒者は新卒や既卒とは違い、すでに社会人としての経験があります。

研修を終え、実際に働いた経験があるということは、ビジネスマナーや身につけておくべき最低限のスキルをすでに持っているということ。

そのため業務にかかわることを、すぐに教えられるといったメリットがあります。

身だしなみや挨拶なども含めて、すでにできていることが前提となりますので、もう一度しっかり確認しておきましょう。

若いので飲み込みが早い

年齢が若いということは、吸収力があるということ。

第二新卒は前職での経験が浅い分、新しい知識に対しても柔軟性をもって取り入れることができるので、より早く会社になじむことが期待されます。

たとえ未経験の業務であっても、社会人としてある程度の基本的な知識を持っているのでゼロから説明する必要がなく、早く理解できたりするのも大きなポイントでしょう。

会社のルールにすぐ対応できる

会社には全ての人が働きやすいように、さまざまなルールが設けられています。

その会社に長くいれば当たり前のように身につくルールでも、会社が変われば無用となるのが難しいところ。

長く身についた習慣をすぐに変えることは難しい上、今までのやり方を変えることに抵抗を覚える人もいます。

その点、第二新卒は前職のルールに染まり切っておらず新しい会社のルールにとくに抵抗なく対応できるので、円滑に会社になじむことができるでしょう。

第二新卒が転職で失敗しないために必要な心得

はじめに、第二新卒の転職活動の進め方は一般的な就活とは異なるという点を頭に置いておきましょう。

第二新卒の転職で必要な項目は大きく3つに分けられます。

自己分析をし、転職条件の設定・転職希望の会社にあった職務履歴書の作成をする

まず、一番はじめにやるべきことは自己分析です。

今の職場で得たスキルや経験、なにが転職を決意させたかをすべて紙に書き出してみましょう。

そこから次に転職する会社の条件として、

  • 絶対に必要なもの
  • 妥協できるもの

に分けて、優先順位をつけて記しておくことで会社選びに迷うことはなくなります。

次に職務履歴の作成ですが、これは志望する会社にあわせて作る必要があります。

紙に書き出したものから、自分の強みになるものを上手にアピールしましょう。

転職理由から、志望動機・今後のキャリアプランへとつなげる

次に転職理由、志望動機、今後のキャリアプランを考えます。

なぜ今の仕事を退職して転職しようと思ったかというのは、ネガティブになりがちな話題ですが志望動機や今後のキャリアプランとあわせることで、よりポジティブな言葉選びができるようになります。

嘘をつく必要はありませんが伝え方を工夫をし、またすべてに一貫性をもたせることで、より信頼のおける人物であると伝えましょう。

退職時期を見定める

転職を考えたからといって誰もがすぐに退職するべきかといえば、そうではありません。

仕事を続けながら転職活動 ⇒ 職歴に空白が出ないが、現在の勤務体系によっては時間が取れず準備不足なども懸念される

仕事を辞めて転職活動 ⇒ 自由に時間が使えるが、内定がもらえないと職歴に空白が生まれ、収入が途絶える

平日に休みが取れたり、残業が少なく余裕があるなど、転職活動にゆっくり向きあえる勤務体系の場合は、現在働く会社を続けながら転職活動ができるでしょう。

しかし残業続きであったり、土日に出勤することが多い会社であれば、転職活動に使える時間が限られてしまいます。

転職活動に使える時間が限られている場合は思い切って退職し、短期間で集中した転職活動をおこなうという方法もあります。

いずれにせよ、自分の今の状況と照らし合わせ、より良い生活のための転職方法を選びましょう。

第二新卒は転職で大手ばかり狙わない

せっかく転職を考えるのだから、大手企業に狙いを定めることは悪いことではありませんし、第二新卒を積極的に採用している企業もあります。

しかし大手企業は縦社会であることも多く、若手の活躍が認められにくかったり、大きな役割が任せてもらえないこともあります。

また人が多いということはそれだけ人間関係も複雑である場合が多く、しがらみのない職場を求めるなら不向きでしょう。

もちろん大手企業にもメリットはありますし、中小・ベンチャー企業にもデメリットがあります。

大手企業と中小・ベンチャー企業、双方のメリット・デメリットを把握し、自分の転職条件と照らしあわせて転職先を選ぶことが大切です。

大手企業

メリット
  • 社会的信用が高い
  • 給料、職場環境が安定している
  • 福利厚生が整っている
デメリット
  • 縦社会で若手の活躍が難しい
  • 人間関係が複雑、派閥がある場合も

中小・ベンチャー企業

メリット
  • 自分のもてる裁量が大きい
  • 実践的なキャリアが積める
  • スピード感をもって業務にあたれる
デメリット
  • 給料の水準が大企業に比べて低いことが多い
  • 勤務時間など職場環境が悪い可能性がある

第二新卒でも就活は厳しいものと心得る

第二新卒は、新卒のように説明会やインターンシップなどさまざまな選択肢があるわけではありません。

選択肢が多く用意されていないことに加えて、事前に準備するべきことも多く、しっかりと取り組む必要があることです。

しかし決断するかは自分次第。

第二新卒ならばまだ年齢も若く、働いたことで得られた経験から、より自分にあった会社やスキルアップできる会社を選択することもできます

第二新卒での転職活動はたしかに容易ではありませんが、少しでも早くより良い将来の道へと踏み出すというのも一手。

今のままでい続けるのも、何年か耐え経験をつんだ後に厳しい転職活動をおこなうのも一手です。

これから先の長い人生で、より自分らしく活躍できる道を選びましょう。

第二新卒の転職市場をデータで徹底解説!まとめ

第二新卒の転職市場は、他の年代と同様にコロナによって大きな影響が出ました。

しかし転職活動における第二新卒の需要は高く、若い正社員を求める企業に対しては強いアピール力があることには変わりません。

第二新卒はもともと自己分析やキャリアプランをきちんと定める転職活動の進め方ですので、今までの転職活動とそう大きな差は出ないでしょう。

以前のように気軽にはじめるのは難しい状況ではありますが、コロナという大きな出来事のおかげで会社への評価や自分のキャリアを見直すキッカケとなったことも事実でしょう。

第二新卒はまだまだ若く、その先の人生は長いもの。

転職活動も含めた自分の将来を描くことで、より充実した毎日を手に入れましょう。