紹介予定派遣の3つのメリットと3つのデメリットを徹底解説!

紹介予定派遣のメリットとデメリット
  • 紹介予定派遣のメリットが知りたい
  • 紹介予定派遣のデメリットが知りたい
  • 紹介予定派遣で働きたいけど、申し込む前に自分に向いているかどうか確認したい。

紹介予定派遣は派遣先で事前に働いた上で、派遣先と働く側との合意の上で正社員になれるという、すばらしい制度ですが、当然メリットだけではなくデメリットもあります。

メリットもデメリットも理解した上で紹介予定派遣で働かないと、派遣期間をムダに過ごしてしまう可能性があります。

紹介予定派遣で正社員になった経験がある私が、紹介予定派遣のメリットとデメリットを余す事なく紹介いたします。

この記事を読んでいただけると、あなたが紹介予定派遣で働いた方がいいのか、別の方法で就職活動をすべきなのかがわかります。

紹介予定派遣で働くと決めている人は、紹介予定派遣に強い求人を探す!職種別おすすめ派遣会社10選をご参考にしてください。

紹介予定派遣のメリット

紹介予定派遣では正社員として働く前に派遣社員として働くので、働くで知りえた情報から正社員になるかを判断できるのが大きなポイント。

自分に合う会社ならば、事前に業務内容の把握や人間関係を築くための時間となり、合わない場合でも派遣期間終了とともに断りやすいというメリットもあります。

実際に紹介予定派遣先で働くことができるので、仕事内容がわかる

紹介予定派遣では派遣期間内で、正社員になってからおこなう業務がどういったものかを知ることができます。

事前に派遣社員として働くことで、あらかじめ知らされている情報よりも、より実感をもって業務を把握することができるので、正社員として働きはじめたあとのミスマッチを防ぐことができるのです。

正社員になってから戸惑うことのないように、紹介予定派遣先での必要なスキルの見極めや、やり方を学ぶ期間としても大変有効だといるでしょう。

実際に働いている間に会社を見極められる

実際に職場で働きながら会社の様子を知ることができるというのは、紹介予定派遣の大きなメリットです。

事前に聞いていた業務内容に差がないか、余計な雑用ばかりを押し付けられることがないかという、外からは見えづらい部分を見極めることができるのです。

また人間関係においても長時間ともに仕事をするなかで、どのようなやり取りがおこなわれるかは実際に経験するまで分からず、不快なコミュニケーションがあれば長く続けるのは難しいもの。

業務内容の割り振りや人間関係を自分の肌で感じながら、派遣先で正社員になってもいいかどうかの見極めがおこなえるというのは、とても重要なことなのです。

社内の人間関係を正社員になる前から築くことができる

人間関係の構築は、一朝一夕でできるものではありません。

会社内で信頼してもらうには、ある程度の期間しっかりとやり取りを重ねる必要があります。

もちろん正社員になってから、あらためて人間関係の構築をおこうこともできますが、紹介予定派遣は自分が正社員として長く続けていくに値する人物かの見極めがおこなわれている期間。

円滑な人間関係を築くことで、会社からの評価を上げるとともに、スムーズに正社員としてのスタートを切ることができるのです。

紹介予定派遣のデメリット

紹介予定派遣は紹介予定派遣先から正社員として相応しい人物かの見極めがおこなわれる期間です。

なのでふさわしくないと思えば、正社員ではない契約を提示されたり、直接雇用にいたらない場合も出てきます

半年は決して短い期間ではありませんので、その辺りも考慮しつつ紹介予定派遣を検討する必要があります。

正社員になれる確率が100%ではない

紹介予定派遣は派遣期間の終了後に直接雇用にうつるものですが、直接雇用には

  • 正社員
  • 契約社員(5年間続ければ無期契約社員にはなれるが、正社員になれるかは分からない)
  • パートやアルバイト

など、さまざまな形態があります。

事前に正社員を募集していたとしても、こちらの勤務態度や会社の都合によっては正社員登用されない場合があることを覚えておきましょう。

正社員になれなかったら、最大半年間がムダになる

紹介予定派遣の派遣期間は最大6ヶ月です。

もし派遣期間終了後にその会社で勤務しないという選択を取れば、働きはじめるまでにかかった時間を合わせ、半年以上はムダな時間を過ごしたことになります。

紹介予定派遣では年齢が若い方が有利なこともあり、半年以上の時間のロスは大きなもの。

30代以上ならば、そう何度も挑戦できるものではないということを、あらかじめ頭に置いておく必要があります。

紹介予定派遣の案件自体が少なく、応募するまで会社名がわからない

紹介予定派遣は大変魅力的なものですが、当然ハードルも高いので通常の派遣募集よりも案件が少ないのが現実です。

ましてや自分の望む業種や職種となると、さらに門は狭まるでしょう。

もう一つの問題として、応募するまで会社名が伏せられていることがあげられます。

応募後には知ることができるのでそこで辞退することも可能ですが、時間のロスにつながるので注意が必要です。

最近では応募前に会社名を公表している場合もあるようなので、不安であれば事前に会社名を公開しているものに応募するようにしましょう。

また派遣と紹介予定派遣は混同してしまいがちなので、下記記事もご参考にしてみてください。

【何が違う?】紹介予定派遣と派遣の3つの違いを徹底解説!

企業側からの紹介予定派遣のメリット

企業側から見た紹介予定派遣のメリットは、派遣期間内で業務への適性だけでなく、その人の人柄や勤務態度を知ったうえで採用ができ、正社員登用後のミスマッチを減らせることです。

また派遣会社を通すことで、募集や面接時間などが節約できることもメリットのひとつです。

ミスマッチによる退社のリスクを減らせる

どれだけ丁寧に言葉をつくして求人情報にしるしても、実際に働くことで得られる実感にかなうものはありません。

紹介予定派遣では事前に派遣社員として働く期間があるので、正社員登用前にミスマッチが確認でき、正社員になった後のギャップが極めて少なくなります。

なので、正社員登用後に退社してしまうというリスクを減らすためには、大変有効な制度だといえるでしょう。

面接だけではわからない、人柄や性格などを働いている時に確認できる

面接時は採用のために誰でも好人物にふるまうので、短い時間でその人の人柄や性格などを知るのはあまりに難しいことです。

しかし紹介予定派遣ならば、派遣期間に実際に働く様子を目にすることができるので、難しいことをお願いしたときの態度や、不測の事態におちいったときの対処などを直接確認することができます。

その情報をもとに正社員としての登用を判断できるので、一緒に働きはじめてから困ったことにおちいる確率はグンと下がるでしょう。

人材募集のためのお金や時間をかけ過ぎなくて済む

新しく正社員を雇うためにはまず求人に広告をのせ応募者の選考をする必要があり、そこから面接や会社訪問などを経て内定を出し、辞退されなければようやく採用となります。

つまり金銭的、時間的に大きなコストをかけても採用に至らない場合があるのです。

しかし紹介予定派遣ならある程度こちらの仕事に見合う人材を紹介してもらえるので、選考する前にかかるコストが下がり、時間も短縮することができるのがメリットとなります。

企業側からの紹介予定派遣のデメリット

紹介予定派遣の直接雇用時の手数料は、採用した人材の理論年収の2~3割が相場なので想定していた金額を上回ることがあります。

また派遣期間があることによって、紹介予定派遣者が自信をなくしたり、熟考により正社員としての登用を望まない可能性があるのを、あらかじめ理解しておく必要があります。

人材会社に手数料を支払う必要がある

紹介予定派遣という制度は派遣業と人材紹介業、2つの要素にまたがるものです。

ですので紹介予定派遣期間中に支払う派遣料金のほかに、直接雇用が決まった時に紹介手数料を支払わなければなりません。

紹介予定派遣のメリットとして時間やかかる料金の話が出ましたが、直接雇用が決まった際の紹介手数料のことも考慮しておく必要があります。

派遣の立場と正社員の立場のギャップを埋められない可能性がある

紹介予定派遣で派遣として働く期間があることで、実際に正社員として雇用されている人を目にすることになります。

正社員として働く人たちに触発され、自分のスキルアップを望むなど意欲を見せてくれればよいのですが、自分のスキルに不安を覚え、正社員としての雇用を望まない可能性も。

また派遣社員と正社員では残業時間や転勤の有無などさまざまな立場の違いがあり、その違いを目の当たりにすることで、正社員になることに魅力を感じなくなる可能性もあるので注意が必要です。

紹介予定派遣者の方から直接雇用を辞退することがある

紹介予定派遣から直接雇用にうつる場合、派遣会社や企業だけでなく紹介予定派遣者の意向も大切にされます。

いくら派遣先の企業が費用をかけ正社員として迎え入れたいと願っても、紹介予定派遣者が魅力を感じてくれなければムダな時間となってしまいます。

もちろんその他の雇用形態を提示することもできますが、絶対に正社員を迎え入れるつもりでいると、当てが外れることがあるので注意が必要でしょう。

まとめ

紹介予定派遣のメリット

  • 実際の業務をおこなうことで、仕事内容がわかる
  • 派遣期間中に会社を見極められる
  • 正社員になる前から人間関係を築くことができる

紹介予定派遣のデメリット

  • 100%正社員になれるわけではない
  • 正社員になれないと、派遣期間(最大半年)がムダになる
  • 紹介予定派遣の案件自体が少ない上に、応募するまで会社名がわからない

紹介予定派遣は事前に派遣先で働いて、派遣先の会社があなたが正社員になるにふさわしい会社かを判断できるというメリット満載の制度ですが、メリットだけではありません。

メリットとデメリットを天秤にかけて、それでもメリットの方が上回る場合はぜひ挑戦してみてください。

私も紹介予定派遣を利用しましたが、ブラック企業からホワイト企業に転職できました。

とくに20代で絶対にブラック企業に入りたくない人には強くオススメしたい転職方法です。

紹介予定派遣全体の情報について知りたい場合は、紹介予定派遣とは何?利用して正社員になった私が10のポイントを完全解説!にまとめていますので、ご参考にしてください。